こんにちは、

突然ですが、みなさんは日常会話で相手を楽しませていますか?

初対面の人との会話を盛り上げたり、ちょっとした2人の時間に相手を楽しませることができたら、と思いませんか?

今回のコラム、テーマは「聞き力」です!

そこで今回は、

①なぜ「聞き力」が、相手を楽しませるために重要なのか

②相手を楽しませるための、たった1つの「聞き力」のコツ

を見ていきましょう。

1、なぜ「聞き力」が、相手を楽しませるために重要なのか

なぜ「聞き力」が、相手を楽しませるために重要なのか?

そもそも、なぜ会話で相手を楽しませるために「聞き方」が非常に重要なのでしょうか?

単刀直入に言うと、相手を楽しませる「聞き力」は、「誰にでも無理なく身につけられる」スキルだからです。

といってもイマイチ分からないと思うので、相手を楽しませる方法には2つのアプローチがあることを確認しておきましょう。

まず1つ目はわかりやすいもので、面白い言葉遣いやエピソードトークで相手を「笑わせる」方法です。

しかし、イメージしてもらえれば分かる通り、これは話し手のより高度な話術やセンス、プラクティスを必要とするものです。

さらに笑わせ方には「型」や「王道のやり方」は存在せず、話し相手の笑いのツボによっても取るべきアプローチが180度変わってくるため、簡単に習得できるものではありません。

100人中100人が笑う話は絶対存在しないので、誰にでも対応できるようにするとキリがないですよね。

そこで、次にご紹介する「聞き方」によるアプローチこそが、皆さんにまず実践していただきたい2つ目の楽しませ方なのです。

「聞き方」による相手の楽しませ方とは、適切な質問で相手の本音を引き出し、相手に新しい気づきを促し、相手を楽しい気分にさせることで、「満足してもらう」というアプローチです。

みなさんにも、「たくさん笑ったわけではないけど、なんか楽しかった」会話の経験が少なからずあるのではないでしょうか。

自分でも気づいてなかった悩みを相談できてスッキリしたり、自分の気持ちが整理できて、「楽しかった」と言う満足感を感じることがありますよね。

これこそが、みなさんが目指すべき、話し相手の心の中の状態に他なりません。

そしてこの「満足してもらう」アプローチは、先述した「笑わせて」楽しませるアプローチに比べ、はるかに単純です。

なぜなら、詳しくは後述しますが、こちらのアプローチでは相手の違いに応じてやることを変える必要がなく、誰に対しても同じやりかたを貫くことができるからです。

それでは次に、実際に「聞き力」を駆使するために使えるコツを見ていきましょう。

2、相手を楽しませるための、たった1つの「聞き力」のコツ

相手を楽しませるための、たった1つの「聞き力」のコツそれでは相手を楽しませるために必要なコツはどんなものかというと、「『たとえば?』『具体的にいうと?』のように、しつこいくらい具体例を質問する」ことです。

人は皆「自分のことを話したい」という願望があります。

ですから、相手に対して具体例を質問する態度で聞くことで、話し手は自分のことをより深く知ってもらえると思い好感を持ちやすくなります。

あなたにも、「この人から質問されると、ついついなんでも話してしまう」という人はいませんか?

そういう人は、具体例をうまく聞き出すことができているのです。

たとえば、以下の会話例は、うまく具体例を聞くことで会話を盛り上げている好例です。

あるコンサルタント仲間A、Bの休憩時間での会話です。

A「Bさん、お疲れ様です。最近のクライアントで何か面白い話、ありますか?」

B「そうですね。皆さん、一見静かで真面目なのですが、実はあまり私の話をよく聞いてないという傾向がありますね。」

A「へぇ、そう!たとえば、どんなことが?」

B「私が質問しても上の空だったり、曖昧な答えしか帰ってこなかったり・・」

A「へぇー、他には?」

B「ひどい時には、研修中に全くべつのことをしていたらしく、私が指名して質問したら、『え、なんですか?』なんて聞き返してきた人がいましたよ。あの時は、さすがに私も驚きましたね。」

いかがでしょうか。

このように質問されると、Bさんもその問いに答えるために、新たに考えをまとめようとしますよね。

すると、1つの質問から、話が「深化」していくのです。

逆にやってはいけないこととして、相手が質問に対して1つ答える度に、「ところで話は変わるけど」と話題を変えてしまったり、「へぇ、そうですか」という軽い反応で話をまとめてしまうのです。

上述のAさんのように、「たとえば?」「具体的には?」「他にはどんなことがあったの?」というように「具体例を聞き出す」質問をすることで、相手は自分のことをより多く話せて「満足感」を得られるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、「相手を楽しませる会話」をテーマに、

①なぜ「聞き力」が、相手を楽しませるために重要なのか?

②相手を楽しませるための、たった1つの「聞き力」のコツ

という2つのことをご紹介いたしました。

①では、「笑わせる」アプローチとは異なり、「聞き力」は「誰にでも無理なく身につけられる」スキルであることを説明しました。

②では、その最も簡単なコツとして、「たとえば?」「具体的には?」「他にはどんなことがあったの?」というように「具体例を聞き出す」質問をすることを紹介しました。

みなさんも、明日からの会話でこのコツを駆使して、相手を満足させる「聞き力」を身につけましょう!

 

 

 

この 記事は、『人を動かす聞く力&質問力』(知的 生き方 文庫)を参照して 作成しています。