どうも、こんにちは!

みなさんは、普段の生活でこんな風に感じたことはありませんか?

・上から目線にならずに、スマートにアドバイスしたい

・後輩にうまく注意、指摘する方法が知りたい…

そんな方に向けて今回は

「尊敬されるために効果抜群な、アドバイス・注意の3つのポイント」をご紹介しましょう!

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今回の傾聴講座は、特に、

・後輩にうまくアドバイスしたい先輩

・部下に注意、指摘したい上司の方

・セミナー等で話す機会がある方

・教室やスクールの講師の方

こんな、「誰かによくアドバイスする、指導する」立場の人にこそ読んでもらいたい内容です!

また、今はまだ指導する立場になくても、「今後誰かを指導したり誰かにアドバイスしたりする立場になりたい!」と感じている方にも、ぜひ読んでいただきたい内容になっています!

それでは今回は、以下のような2部構成でご紹介していきます。

1.ついやってしまいがちな、NGなアドバイス

2.適切なアドバイスのポイント3つ

今回も、『人を動かす聞く力&質問力: 傾聴する、問いかける、解決する(知的生きかた文庫)』を参照して書いてあるので、より詳しく知りたい方はそちらも読んでみてくださいね。

ついやってしまいがちな、NGなアドバイス

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早速ですが、上司や先輩がついやってしまう、NGなアドバイスの仕方はどういったものなのでしょうか?

具体的なNG例を挙げて考えてみましょう。

あなたはある部下のプレゼンの練習に付き合っているとして、彼が明日発表するプレゼンを一度目の前で披露してもらうのを見ているとしましょう。

さて、たった今彼のプレゼンが終了しました。

あなたはすかさず気になった3つの点を次のようにフィードバックしました。

~~~~~~~~~~~~~~

「アイコンタクトがダメですね。もっとしっかり聞き手のことをみないと」

「ちょっと表情の変化が乏しいので、インパクトに欠けます」

「声が小さすぎます」

~~~~~~~~~~~~~~

いかがでしょうか。

これ、一見すると簡潔にまとまっていて特に問題がないように見えるんですが、尊敬されるアドバイスの仕方としてはイマイチです。

さて、みなさんはどこがNGポイントだったかわかりましたか?

答えは、「いきなり改善点から始めてしまっている」ことです。

それでは理想的なアドバイスとはどういったものなのか、次の章でご説明いたします。

2.適切なアドバイスのポイント3つ

Man in Brown Long-sleeved Button-up Shirt Standing While Using Gray Laptop Computer on Brown Wooden Table Beside Woman in Gray Long-sleeved Shirt Sitting

では、先ほどの例を理想的なアドバイスにするとどのように変わるのか、見てみましょう。

~~~~~~~~~~~~~~

「お疲れ様です。ジェスチャーが力強さを感じさせて、よかったです。」

「また、スライドもよく作り込まれていて、大変見やすかったです。」

「改善点として、アイコンタクトをしてみたら、もっと自信があるように見えますよ」

「もう少し表情に変化をつけたら、さらに、メリハリが出ますね」

「もっと声のボリュームを上げると、説得力も増すと思います」

~~~~~~~~~~~~~~

いかがでしょうか。こっちの方が、さっきよりずっと聞きやすく、良いアドバイスに思えませんか。

では、具体的に何が変わったのでしょうか?

変わった点は大きく分けて2点あります。

まず1つ目は、前章で指摘した「いきなり改善点から始まってしまっている」が改善されていることです。

具体的な改善策は、「まず褒める」です。

過去の記事でもご紹介してきましたが、コミュニケーションにおいて、基本的に話を聞くモードになっていない人に何かを伝えることは不可能です。

そのため、「まず褒める」ことで相手に満足感を味わってもらいます。そしてそんな「満足感を味わせてくれる人」の言うことだからこそ、相手も素直に聞こうと思えるのです。

そして2つ目の変更点が、「ポジティブな表現を使う」です。

「ダメ」「欠けている」「小さい」 (ネガティブな表現)

              ↓

「もう少し」「もっと」「さらに」「よくなる」 (ポジティブな表現)

このようなちょっとした言い換えを行うことで、同じことを指していても全く響きが違います。

理想と相手の現状を比べ、その差を指摘するような「ネガティブ表現」より、目指すべき理想を掲げ、そのために具体的にするべきことを伝える「ポジティブ表現」の方が聞いていて気持ちいいですし、生産的ですよね。

そしてこの「聞いていて気持ちいい」という感覚こそが、良いアドバイスにとっては非常に重要なのです。

理由は先ほどご説明した通り、相手に吸収してもらえる本当に良いアドバイスをするには、まず相手に「満足感」を味わってもらうことが必要不可欠だからですね。

さて、ここまでの「まず褒める」「ポジティブ表現を使う」の2点を押さえていれば十分素晴らしいアドバイスができるのですが、実はあともう一つ、「これが出来れば完璧」という3つ目のポイントがあります。

Smiling Man and Woman Both Sitting on Sofa Both Looking at Silver Macbook

先ほどの例にはいれなかったのですが、それではこちらも先ほどの例に追加してみましょう。

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「お疲れ様です。ジェスチャーが力強さを感じさせて、よかったです。」

「また、スライドもよく作り込まれていて、大変見やすかったです。」

(「まず褒める」)

「改善ポイントとして、アイコンタクトをしてみたら、もっと自信があるように見えますよ」

「もう少し表情に変化をつけたら、さらに、メリハリが出ますね」

「もっと声のボリュームを上げると、説得力も増すと思います」 

(「ポジティブ表現」)

「君なら明日必ず良いプレゼンができると期待しています。」

「楽しみにしていますね。」

~~~~~~~~~~~~~~

いかがでしょうか。

そう、最後の3つ目のポイントとは、「期待する」です。

これこそ、相手の気分をよくする最高の方法です。

上司や先輩から、「期待している」「君なら必ずできる」「楽しみにしている」

こんな言葉をかけられて、気分が良くならない人間などいません。しかも、この言葉がこれだけのインパクトを持つのは、あなたが「上司」「先輩」「先生」など、上の立場にあるからです。

この「期待する」という言葉で自分の立場も利用することで、アドバイスの効果は今までとは全く違うものになるでしょう。

まとめ

さて、今回は「尊敬されるために効果抜群な、アドバイス・注意の3つのポイント」をテーマにご紹介してきました。

そして、皆さんが後輩や部下、生徒にアドバイスする時に意識してほしいポイントが3つありました。

それは。

1 、「まず褒める」

2、「ポジティブ表現を使う」

3、「期待する」

です。

そして、この順序で行うことにも意味がありましたね。

1 「まず褒める」で相手の気分をよくすることでアドバイスを聞き入れる準備を整え、

2「ポジティブ表現を使う」で伝えたい改善点を指摘し、

最後に3「期待する」で目上の立場を利用したインパクトのある締めくくりをする、

というものでした。

この3つのポイントを押さえて、皆さんもぜひ「尊敬される」良いアドバイスを実践してみてください!