第一印象は決して悪いわけではないんだけど、いまいち名前や顔を覚えてもらえない…

ということはありませんか?プライベートでも「なかなか覚えてもらえない人」は寂しい思いをしますが、それが仕事だったら成績に結びつく可能性もあるので大問題ですね。

今回は、大企業で営業をされている方に聞いた、人に名前や顔を覚えてもらうためのポイントを紹介します。視点を少し変えるだけでプライベートにも使える方法ですよ。

初対面で印象が決まるのは「最初の5秒」だといいます。よっぽどの美人ならすぐに覚えてもらえるでしょうが、普通はなかなか、鮮烈な印象を与えることは難しいものです。悪い印象で覚えられるよりはよっぽど良いですが、2回目なのに「はじめまして」と言われるのはちょっと辛いですよね。


清潔感や笑顔など、相手の目を見て話すなど、初対面の印象を良くするポイントを押さえるのは当然のベーシックなスキル。
そこから頭一つ抜け出して顔と名前を覚えてもらうためにできる、4つのポイントをご紹介します。

1.名刺を渡す時に自分の名前を口頭で伝える

「そんなこと当然じゃない?いつもきちんと名乗っています」と思うかもしれません。でも、「〇〇会社の〇〇です」とだけ言っていませんか?
紋切り型の自己紹介をしている場合は、ちょっと変えてみましょう。

例えば、「〇〇会社の佐藤京子です。東京の京に子供の子と書きますが、大阪出身です。今回、東京本社に転勤になりましたので本日ご挨拶に参りました」などといえば、相手も無意識にあなたの名刺を見て、名前を確認するでしょう。

自分の名前の漢字を口頭で伝えることは、難しい漢字を使う人は日常的にやっていることだと思います。難しい漢字の名前の人は逆に覚えやすいのは、耳から聞かされているからです。

例えその漢字が書けなくても、あの〇〇っていう漢字と記憶に残っていたり、その人の名前を忘れてしまった場合でも、「難しい漢字を使う名前の人」として、完全に忘れてしまうことはないですよね。

このように、自分の名前にひと言付け加えて相手に伝えるだけで、相手の記憶に残りやすくなります。これは、ランダムなものでも何かに関連付けて記憶すれば簡単に覚えることができるという記憶術にも使われる方法です。

2.相手との共通点を見つける

仕事などの話に入る前に、自分のことを少し相手に伝えましょう。その結果、出身や趣味などが相手と同じだと、話もはずむものです。


例えば、上記の佐藤京子さんの場合は、既に相手に大阪出身という情報を伝えています。相手が大阪の話題を振ってきてくれれば、そこから話が盛り上がり、「大阪出身の京子さん」と覚えてもらえます。
自分の名前から話題が広がらなければ、相手を観察しながら、相手のことを知りたいというサインを出して共通点を見つけましょう。「〇〇さんのご出身はどちらですか?」などと聞いてもいいですね。
その他、Fitbitをしている人だと気づいたら、「私もFitbitに興味があるんですけど、どうですか?」などと話してみれば、何らかの返事はしてもらえるはずです。

不自然にならないように上手に自分のことをちらりと話し、相手に自分のことを話させる質問上手になるのがポイントです。うまく相手の話したいことに焦点が合えば、どんどん話が盛り上がっていくでしょう。すると不思議なことに、心理学的には「自分のことをたくさん話してしまったから、今度は相手の話すことを聞いてあげなければならない」という気持ちになるのだそうです。


営業などの仕事の案件で会っているのであれば、自社の製品・商品のことを聞いてもらえるチャンスです。
また、気持ちよく自分の話を聞いてくれた人、ということであなたの名前や顔も記憶に残っていきます。

3.最後まで心を込めて接する

別れ際は良い印象を残し、覚えておいてもらうためにとても大切な瞬間です。


例えば、帰りのエレベーターまで送って頂いたら、エレベーターの扉の締まり際に完全に閉まるまでお辞儀をしたり、反対に、お見送りするときには姿が見えなくなるまでお送りするなど、相手が、自分が大切にされていることを感じられるようにしましょう。もちろん、笑顔を忘れずに。
また、その日のうちにお礼の短いメールを送っておきましょう。

プライベートではお辞儀をするのは変ですので、「楽しかった、今日はありがとう」というひと言を必ず伝えましょう。自分と一緒の時間が有意義だったと言われて嫌な人はいません。

4.素敵な笑顔をつくろう

別れ際などに印象に残るような良い笑顔を作るためには、顔の筋肉を柔げておくことも必要です。
この顔マッサージですが、とくに女性は口元の老化を食い止めるのにも効果抜群です。
やり方は簡単。

• 口を大きく開けて、舌を出す

• 口をすぼめる

これを10回程度続けるだけで口元周辺の筋肉が鍛えられます。
その他、目を思い切り見開く、思い切り閉じるの繰り返しを10回程度行ったり、額の筋肉を上下に動かしてみるなどの運動も表情筋を鍛えてくれます。額の筋肉は、眉間にシワを寄せる感じで額の筋肉を下げ、目を見開く感じで上げることで動かすことができます。

いつも同じ表情でいるとどうしても使わない筋肉が出てきます。そのため、その筋肉を動かすと表情筋が鍛えられ、表情が柔らかく、かつ、明るくなる手助けとなります。

まとめ

相手に自分の名前を覚えてもらうには、まず自分が相手に伝える努力をしてみましょう。
どう伝えたら相手が覚えやすいのか、また、どんなことを話したら自分との会話を楽しんでくれるのかを考えているうちに自然と相手に気持ちが伝わり、名前や顔を覚えていてもらえるようになります。

最初はうまく行かなくても、だんだんと人の興味を引く話題作りのコツが分かってくるようになりますので諦めないでください。

そして、自分に興味を持ってもらうには、まず相手に興味を持つことが大切です。自分が相手のことを知ろうとすれば、きっと相手もあなたのことを知ろうとしてくれるはず。興味を持った人の名前と顔は覚えやすいものです。

「この間、XXの話をした〇〇さんだよね」と言ってもらえるように、できるところから少しづつ努力をしてみましょう。